WordPressのエクスポートデータに含まれるカスタムフィールド(ACFなどの拡張データ)を、Blog Importerを使ってShopifyのメタフィールドとしてインポートする方法を解説します。
XMLをCSVに一度変換し、Googleスプレッドシートで列名を調整するだけで、複雑な拡張データも一元管理が可能になります。
課題:移行時にカスタムフィールドが消えてしまう
WordPressで「Advanced Custom Fields (ACF)」などを使って追加したデータは、標準の移行ツールでは無視されがちです。 Shopify側で対応するメタフィールドを手動で一つずつ作成し、データを転記するのは非常に手間がかかり、入力ミスの原因にもなります。
Blog Importerの「XML to CSV コンバーター」と、CSVインポート機能を組み合わせることで、これらのデータを一括で安全に移行することが可能です。
解決手順
手順 1: WordPressからエクスポート
WordPressの管理画面(ツール > エクスポート)から、カスタムフィールドを含んだ状態でXMLファイルをエクスポートします。 「すべてのコンテンツ」または「投稿」を選択してください。
手順 2: XMLをCSVに変換
エクスポートしたXMLファイルを、本サイトの XML to CSV 変換ツール を使って、Shopify形式のCSVに変換します。
手順 3: Google スプレッドシートで開く
変換してダウンロードしたCSVファイルを、Google スプレッドシート(またはExcel)で開きます。
手順 4: カスタムフィールド列の確認
スプレッドシート内に metafield_custom_xxx という列があることを確認してください。 これがWordPressから抽出されたカスタムフィールドの値になります。
手順 5: Shopifyでメタフィールドを追加
ストアの管理画面にログインし、設定 > カスタムデータ > メタフィールド > 記事(または該当する定義)から、CSVに出力されたカスタムフィールドに対応するメタフィールドを追加します。
手順 6: 列名の変更
Google スプレッドシート上で、metafield_custom_xxx の列名を、管理画面で追加したメタフィールドのネームスペースとキー(例: custom.attribute_name)に合わせて変更します。
手順 7: データの編集(任意)
必要に応じて、スプレッドシート上でデータを自由に変更・調整してください。 一括置換なども可能です。
手順 8: Blog Importerでインポート
Blog Importer を開き、編集したCSVファイルをアップロードしてインポートを開始します。
ポイント:テストインポートの推奨 カスタムメタフィールドは、データ型を厳格に合わせる必要があります。 不整合を防ぐため、まずは数件程度のデータでテストインポートを行い、Shopify管理画面で正しく表示されるか確認することを強く推奨します。
FAQ
全てのデータ型に対応していますか?
現在は単体型(テキスト、数値、URLなど)に主に対応しています。 リスト形式や複雑なオブジェクト形式については、文字列としてインポートされる場合があります。
メタフィールドが表示されません
Shopifyの管理画面でメタフィールドの定義が正しく作成されているか、またCSVのヘッダーが「ネームスペース.キー」の形式(例:custom.my_field)になっているか再度ご確認ください。
スプレッドシートでブログを編集
CSVテンプレートの使用方法や、スプレッドシートを用いた高度な編集テクニックについて詳しく解説しています。
WordPressからのブログ移行
XMLファイルを直接使った、最もスタンダードなWordPress移行手順はこちらから確認できます。