はじめに
WordPressからShopifyへブログを移行する際、インポート前に記事のタイトルを一括変更したり、特定のタグを付け直したりしたいことはありませんか? WordPressが書き出すXML(WXR形式)はそのままでは編集が難しいですが、「Shopify形式のCSV」に変換することで、GoogleスプレッドシートやExcelで誰でも簡単に編集できるようになります。
Blog Importerが提供する無料の「WordPress XML to CSV Converter」を使えば、ブラウザ上で一瞬で変換が可能です。
なぜXMLをCSVに変換するのか?
WordPressのXMLファイルは構造が複雑で、一般的な表計算ソフトで開くことができません。 CSVに変換することで、以下のメリットがあります。
- 一括編集: スプレッドシートの置換機能や関数を使って、タイトルや本文をまとめて修正。
- 特定記事の選別: 移行したくない古い記事を、行単位で簡単に削除。
- メタフィールドの移行: WordPressのカスタムフィールドを、Shopifyのメタフィールドとしてカラム構成。
- データの正規化: インポート前にカテゴリー(タグ)の整理。
変換からインポートまでの手順
以下の5つのステップで、スムーズにデータを移行できます。
手順 1: WordPressからエクスポート
WordPressの管理画面(ツール > エクスポート)から、カスタムフィールドを含んだ状態でXMLファイルをエクスポートします。 「投稿」またはエクスポートしたい投稿タイプを選択してください。
![[ツール] > [エクスポート]](/img/guide/wp-migrate/ss1.jpg)
手順 2: 変換ツールにアクセス
以下のリンクから、変換ツールページへアクセスしてください。 このツールはブラウザ上で完結するため、データがサーバーに送信されることはありません。
WordPress XML to CSV 変換ツール
WordPressのXMLファイルを、Shopifyで扱いやすいCSV形式に無料で変換します。
手順 3: アップロードと変換
XMLファイルをドラッグ&ドロップし、変換が完了したら 「CSVをダウンロード」 をクリックします。
手順 4: スプレッドシートで編集(任意)
ダウンロードしたCSVをGoogleスプレッドシートなどで開きます。 Title, Body (HTML), Tags などの項目を必要に応じて編集してください。 カスタムフィールドは metafield_namespace_key という列名で自動生成されます。
手順 5: Shopifyでメタフィールド定義を追加
Shopify管理画面の [設定] > [メタフィールドとメタオブジェクト] > [ブログ記事] から、移行したいカスタムフィールドに対応するメタフィールド定義を作成しておきます。
手順 6: 列名の変更
スプレッドシート上で、カスタムフィールドの列名を、作成したメタフィールドの「ネームスペースとキー」に合わせて変更します(例:metafield_custom_color)。
手順 7: メタフィールドの型名を合わせる
さらに、型名をコロンで続けて指定してください。 メタフィールドの型名は、対応メタフィールドページを参照してください。
例:metafield_custom_color:single_line_text_field
このように、ネームスペース、キー、データ型を正しく指定してください。
手順 8: Blog Importerでインポート
Shopify管理画面から Blog Importer アプリを開き、「自由形式(カスタムCSV)」 を選択してアップロードします。 画像やリダイレクトの設定も自動で行われます。
よくある質問 (FAQ)
Q. カスタムフィールドも移行できますか? A. はい。 変換ツールが自動的にカスタムフィールドを検出し、Shopifyのメタフィールド用カラムへと変換します。
Q. 画像はどうなりますか? A. Blog Importerでインポートする際に、アプリが自動的に画像をShopifyへアップロードし、リンクをShopifyサーバーのパスに書き換えます。
関連ガイド
WordPressからのブログ移行ガイド
XMLファイルを直接使った、標準的な移行手順はこちらで解説しています。